- ロレックスのデイトナは150万円で買える?
- 古いモデルや中古なら予算に収まる?
- 買えないなら、あといくら必要?
「デイトナは150万円くらいだったはず」と思って探すと、今の値段との開きに戸惑うかもしれません。
現行モデルの定価は249万9,200円で、中古も150万円で買える在庫は今回見つかりませんでした。
ただ、旧型コンビと現行の白文字盤では、必要な予算が大きく違います。
過去の150万円が何の価格だったのかを整理し、型番別の中古販売例と不足額から、狙う一本を絞っていきましょう。
結論:ロレックスのデイトナは150万円で買える価格帯を超えている

ロレックスのデイトナを150万円で買うのは、現行新品でも、今回確認できた中古在庫でも難しい状況です。
スチール製の現行126500LNは定価249万9,200円で、150万円から99万9,200円の追加が必要になります。
中古では、旧型コンビ16523の264万円という販売例がありました。
この個体でも不足額は114万円。
「中古なら150万円に近づくはず」と探し方だけ変えるより、欲しい型番と必要な追加額を並べるほうが、次の判断につながるでしょう。
ここで扱う価格は記事執筆時の国内税込価格で、中古は実際に在庫表示を確認できた個体の販売例です。
市場全体の最安値や成約相場ではなく、コミット銀座の例は現金販売価格として比べてください。
デイトナが150万円で買えたのはいつ?

150万円という数字の出所は、過去の正規定価と、古い中古の販売額の2つです。
116500LNの旧定価
「デイトナは約150万円だった」という記憶は、2021年の116500LNの定価145万7,500円と重なります。
116500LNは黒いセラミックベゼルを備えたスチール製モデルで、現在の126500LNとは世代が異なる時計。
2021年8月の価格改定では、国内定価が138万7,100円から145万7,500円へ上がりました。
ただし、その金額は正規店で購入できた場合の価格です。
当時も白文字盤には400万円を超える中古販売例があり、150万円を持っていけば好きな店で買える状況ではありませんでした。
昔の定価を覚えている方は、「同じ価格で今も中古を探せる」という期待をいったん切り離してみましょう。
旧型中古の過去価格
旧型中古にも、150万円以下で売られていた時期はありました。
たとえば2017年6月には、コンビの116523に121万8,000円という中古販売例があります。
黒文字盤で、箱と保証書が付いた個体でした。
現在も中古を探すときに候補になる型番なので、昔の記事から見つけると、今もその予算で届きそうに感じるかもしれません。
けれど、過去の販売額と、いま注文できる個体の値段は別の話。
「昔なら150万円で買えたか」と「今の予算150万円で何を選べるか」は、分けて考える必要があります。
ロレックスのデイトナに今いくら必要?150万円との差

中古の候補を、コンビ、金属ベゼルのステンレス、セラミックベゼルの順に並べてみましょう。
| 型番・文字盤 | 素材・ベゼル | 中古販売価格の例 | 150万円との差額 |
|---|---|---|---|
| 16523・シャンパン | SS×YG・金属 | 264万円 | +114万円 |
| 116523・黒 | SS×YG・金属 | 302万5,000円 | +152万5,000円 |
| 116520・黒 | SS・金属 | 368万6,000円 | +218万6,000円 |
| 116500LN・黒 | SS・セラミック | 459万8,000円 | +309万8,000円 |
| 126500LN・白 | SS・セラミック | 616万円 | +466万円 |
SSはステンレススチール、YGはイエローゴールドで、両方を組み合わせたものがコンビです。
販売例は116520が高山質店、それ以外がコミット銀座の個体。
状態や付属品が異なるため、価格差をそのまま素材や世代だけの差として読むことはできません。
コンビの16523・116523
価格を抑えてデイトナを探すなら、旧型コンビの16523・116523が比較候補になります。
今回の16523の販売例は264万円で、シャンパン文字盤に金とステンレスを組み合わせた一本でした。
付属品はなく、針や風防には交換歴がある個体です。
次の世代の116523は、自社製クロノグラフのCal.4130を搭載したモデル。
黒文字盤の販売例は302万5,000円で、こちらは箱と保証書などが付いていました。
16523はCal.4030を搭載しているので、どちらもコンビでも中身は同じではありません。
金色のベゼルやブレスレットが好みに合うなら、現行スチールだけを探すより、候補の範囲は広がるでしょう。
ステンレスの116520
金色を使わないデイトナが欲しい場合は、金属ベゼルの116520も候補です。
黒いセラミックベゼルを備えた世代とは、文字盤の周囲の見え方が変わります。
ステンレスのベゼルが好きなら、価格のために選ぶ旧型というだけでなく、最初から欲しい一本になるかもしれません。
今回確認した黒文字盤は中古A品で、販売価格368万6,000円でした。
150万円との差額は218万6,000円。
古い型番だから150万円に近いとは限らず、スチール製を希望する場合はコンビとは別に予算を見積もりましょう。
セラミックベゼルの116500LN・126500LN
黒いベゼルの見た目が希望なら、116500LNと126500LNを軸に比べてみてください。
どちらもスチール製で黒いセラミックベゼルを備えていますが、同じ型番ではありません。
旧型116500LNの黒文字盤の中古販売例は459万8,000円でした。
現行126500LNでは、白文字盤の中古に616万円という販売例があります。
世代だけでなく文字盤や個体の条件も違うので、この2本の差額がすべて新旧モデルの差というわけではありません。
定価249万9,200円と、中古販売例616万円も、それぞれ別の購入経路の価格です。
白文字盤と黒いベゼルの組み合わせが本命なら、安いコンビを買うことでその希望を満たせるか、一度立ち止まって考えたいところ。
欲しい外観を決めてから型番を絞ると、予算を増やす意味もはっきりするでしょう。
予算150万円からデイトナを目指す選択肢

デイトナを優先して資金を増やすか、150万円を上限に時計を選ぶかで、次に探す先が変わります。
中古購入に必要な追加額
中古を目指すなら、「あと少し」という感覚よりも希望する型番までの不足額から考えると具体的です。
264万円の16523を例にすると、追加額は114万円。
150万円に100万円を足して予算250万円にしても、この個体には14万円届きません。
今回の116523なら追加152万5,000円、116520なら追加218万6,000円が必要になります。
コンビも好みに合うのか、金属ベゼルのスチールが欲しいのかで、目標額にはかなりの開きが出るでしょう。
候補を絞れたら、同じ型番と文字盤で買いたい個体を探し、その販売額を新しい予算目標にしてみてください。
正規店購入に必要な追加額
正規店で現行126500LNを購入する場合は、定価まであと99万9,200円です。
金額だけなら、今回の旧型コンビ264万円の販売例より、現行スチールの定価249万9,200円のほうが低くなります。
ここが、デイトナの予算を考えるときに迷いやすいところ。
現行新品の正規定価と、中古店で個体を選ぶ販売価格は、同じ条件で買える値札ではありません。
定価まで資金を増やすことと、希望する時計を購入できることは分けて考えましょう。
入手までの時期が決まっていないことも含めて正規購入を目指したいなら、価格上の目標は約250万円。
店舗での相談や来店予約の考え方を整理した、ロレックスは普通に買える?正規店の現状と購入前に知りたいことも、購入経路を決める材料にしてみてください。

150万円以内の別モデル
150万円を上限にするなら、ロレックスというブランドとクロノグラフのどちらを優先するかで候補を分けられます。
ブランドを優先する例が、エクスプローラー36の124270。
国内定価は117万7,000円で、正規店で購入できた場合は予算内です。
ただし36mmのシンプルな3針時計なので、デイトナの計測機能や3つの小文字盤はありません。
クロノグラフが欲しいなら、チューダーのブラックベイ クロノM79360N-0013も比較してみましょう。
oomiyaの販売価格は96万9,100円で、41mmのケースに2つのカウンターと日付を備えます。
デイトナと同じ外観ではないものの、予算を増やさずに選べるクロノグラフの一例です。
別モデルを見ても気持ちがデイトナへ戻るなら、買い替えを前提に一本増やすより、購入資金を残すという選び方もよいでしょう。
ロレックスのデイトナと150万円に関するQ&A
100万円台の中古やコンビの価格差など、予算を考えるときに残りやすい疑問を整理します。
100万円台や200万円以内で買える?
今回確認した範囲では、100万円台や200万円以内で買えるデイトナの在庫は見つかりませんでした。
現行126500LNは定価249万9,200円で、予算200万円でも49万9,200円足りません。
中古の旧型コンビ16523には264万円の販売例があり、200万円からでも追加64万円が必要です。
ただし、この金額は特定の個体の例で、市場全体の最安値を示すものではありません。
古い販売額や売り切れ商品の価格を、現在の予算目標にしないように分けて考えてみてください。
コンビはなぜ安い?
中古では、一部のコンビがステンレス製より低い価格で見つかります。
金を使っているから必ず高いという順序にならず、型番や文字盤の人気も二次流通価格に関わるためです。
今回の販売例でも116523の黒は302万5,000円、116520の黒は368万6,000円でした。
個体の状態や付属品も違うので、この差額が人気の差だけで生まれたとは断定できません。
コンビ全体を安いと決めつけず、欲しい文字盤と世代を揃えて比べると判断しやすくなるでしょう。
値下がりすれば150万円に戻る?
将来の価格は読めないため、150万円へ戻る時期は予測できません。
たとえば264万円の販売例が150万円になるには、約43.2%の値下がりが必要です。
これは単一の販売額から計算した割合で、今後の下落率を予想する数字ではありません。
150万円になることを前提に購入時期を決めると、いつまでも目標が定まらない可能性があります。
待つ場合も、希望する型番と自分が支払える上限を決めて、その条件に合う個体を探してみましょう。
まとめ:ロレックスのデイトナは150万円との差額から考えよう
ロレックスのデイトナを150万円で購入できる在庫は、今回の調査では確認できませんでした。
現行126500LNは定価249万9,200円で、旧型コンビ16523の中古販売例でも264万円です。
昔の約150万円という定価や中古価格を、そのまま今の予算へ当てはめることはできません。
デイトナを優先するなら、コンビ、金属ベゼルのスチール、セラミックベゼルのうち、どの見た目が欲しいかを先に決めてみましょう。
その型番の販売額と150万円との差額を出せば、追加する予算が具体的になります。
150万円を動かせない場合は、ロレックスを選ぶこととクロノグラフを選ぶことの、どちらを優先したいでしょうか。
まずは欲しい型番と支出の上限をひとつずつ決め、そこから候補を絞ってみてください。
